残り3ヶ月   Leave a comment

Kuniです。

6月までの授業でみっちりの日々を過ぎて、7月、8月と相対的に時間に余裕がある生活になって来ました。

試験後のイベントはざっと以下の4つが大きなところです。

  • Navigating the Future:MBA側で約20のテーマで主にアラムナイ向けのプレゼン。
  • Company Engagement Project:いわゆるインターンのようなもの。5週間。
  • Discovery Expedition:3つのグループに別れて10日間の研修旅行(サンフランシスコ&メキシコ、ドバイ&シンガポール、上海&京都&東京)
  • On Campus Recruitment:8−9月にかけて企業がIMDに来訪。これからインタビューが本番!

 

また9月下旬から開始するICP(International Consulting Project)の準備もぼちぼち始まり、今日は朝からチームで集まって海外日程のフライトやホテル予約をしたところです。

この週末でリーダーシップのコマもあり、これから新しいICPのチームでどうリーダーシップの学びを生かすのか。今回のチームメンバーではどんなダイナミクスが想定されて、その中で自分はどんなアプローチを取るべきなのか。通常の授業&ワークショップに加えて1on1のエグゼクティブコーチとのセッションを通じてクリアになりました。このコーチとのセッションはプログラムを通じて4回あるのですが、絶妙なタイミングに配置されていて、また同じコーチが見てくれるので非常に深い学びを得ることができます。個人的にはこのエグゼクティブコーチとのプログラムはIMDMBAでもっとも深く学べる時間だと思います。もちろんこのセッションで学びがあるのも、プロジェクトやワークショップで濃厚なチーム活動があるからこそですが。

 

ICPを除いた主だったイベントも終わり、周りの就活も本格化して来ました。残りもわずかになって来たことを強く実感します。残りの期間、私もやり残しのないようにしないといけません。

 

写真はメキシコ、モントルーで訪問した大学での写真です。

ではでは。

 

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テニスと修道院と未来   Leave a comment

Junです。

KuniYasu6月中の投稿をコミットしていましたが、滑り込みセーフです。。笑

さて、唐突ながら少し私事の話をします。私は高校・大学と体育会のテニス部に所属していたこともあり、今でもテニスが大好きです。ところが30歳を超えてから徐々に体力が落ち、また忙しくなるにつれ練習量も減り、体力・技術ともに衰える一方です。好きだからテニスするけど、ここ数年は自分のプレー振りにイライラしてあまり楽しめていませんでした。知らず知らずに全盛期の幻影を追っていたんですね。このことに気づいたのは、Kuniが以前に投稿したPDE(心理カウンセラーとの11のセッション)を通じてです。

習慣のようにテニスをして、無意識に自分に過度なプレッシャーをかけ、現実とのギャップにイライラする。好きだからテニスをしてるはずなのに、これでは本末転倒ですよね。単純なことのようですが、あまりに長くテニスをしているのでこれらは全て無意識下での心の動きでした。しかし、PDEとのセッションを通じてはっきりと認識できるようになりました。そしてPDEカウンセラーが私に聞きました。「あなたの体力・技術は全盛期に戻らない。その代わりにあなたは人生で色々なものを得たはずだ。あなたはそれらを捨ててでも、全盛期に戻りたいか」、と。答えはNoです。もう戻らない体力・技術に喪失感というか寂しさを感じつつ、今あるものに対する感謝の気持ちが強まりました。そしてそれからはより純粋にテニスを楽しむようになりました。そう、テニスを始めた頃のように。

これが示唆するより大事なことは、テニス以外でも私がいかに日ごろから自分自身に多大なプレッシャーをかけているか、ということです。自分自身と周りの期待に応えようとすることは決して悪いことではないと思いますが、それでは私自身の内なる動機はなんだろう。私が人生で求めるものは何か。こうした問いかけを自分にするようになりました。このように、PDEは身近な日常を通じて、リーダーに必須な自己認識力を高められるセッションです。IMDのプログラムに含まれる1,000分のPDEセッションはあっと言う間に終わりましたが、あまりに充実した時間のため、現在は自費で継続しています。 

こうして私に限らずクラスメイト一同が自己認識力を高める中で、6月中旬にはクラス全員でイタリアの修道院に行きました。ビジネスリーダーが直面するジレンマや倫理について徹底的に考え抜く4泊5日の合宿です。到着初日からグループ毎に与えられたテーマについて討論する等(私のグループのテーマは”Modesty”でした)、濃い時間を過ごします。丸一日かけてクラスメイトがそれぞれの出身国の文化やビジネスマナー等について発表する日もありました。そうして迎えた実質最終日は、古代ローマの哲学者セネカの”On the shortness of life”をそれぞれ読んだ後、修道院に隣接する墓地へ皆で行きました。生と死について、それぞれが考えるためです。墓地には1800年代の墓標から最近のものまであります。中には100歳以上まで生きた人もいれば、生後間もなく亡くなった赤ちゃんもいました(しかも私と同じ1981年生まれだったり・・・)。否応なしに人生について考えさせられます。人生で大切なものは何か。そのために自分は今何をしているのか、等。論語でも「未だ生を知らず、いずくんぞ死を知らんや」、「逝く者は斯くの如きか。昼夜を舎めず」と言います。人生、遠回りしている時間はありませんね。また、こうした価値観についてクラスメイトと語り合い、もともと近かった距離が一層縮まった合宿でもありました。

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イタリアから戻ったら、622日(木)・23日(金)で行われるNavigating the Futureというイベントに向け、また新しいグループに分かれて準備です。Navigating the Futureでは300人強のゲストを招待した場で、MBA生が今後重要性を増すビジネストピック(自動化の未来、プライバシーとデータ産業、等)について発表します。準備期間は一週間弱だけでしたが、ここまで来ればみんなグループワークの経験を積んでいるので、かなり効率的に準備が進みました。また、みんなそれぞれ自己認識力が高まり気づいたことを実践したりと、学びの多い時間でした。ちなみに私のグループは”Trapped by Resources”(「資源の罠」)をテーマに、サウジアラビア、チリ、オーストラリア等のケースに触れつつプレゼンを纏め、当日は私も発表の舞台に上がりました。 

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6月初旬に期末試験が終わりましたが、こうして引き続き盛りだくさんな 日々を過ごしています。あっという間にプログラムは半分を過ぎ、早くも寂しさが募りつつあります。あと半年、引き続き充実した日々を送りたいと思います。

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Group workを通じたDiversityへの理解   Leave a comment

Kuniです。

IMDのMBAプログラムで”Official”なStudy groupは大きく分けて2つあります。4月のテストまでを”Startup group”、4月以降を”new study group”とみんな呼んでいます。最初の方はEntrepreneurshipの授業の一貫で行うStartup企業支援のプロジェクトをこのチームで行うことから、Start up groupと呼んでいます。

しかし、MBAプログラムの中ではこのOfficialなチーム以外でも大量のグループワークを行います。ざっと5月から先週までのグループワークを以下列挙してみます。(new study group)とあるもの以外は、そのタスク限りのメンバーでチームを組みます。

  1. Finance:M&A Negotiation
  2. Finance: Optional Case writing
  3. Finance: Company valuation
  4. Finance: Optional Presentation in the class
  5. Navigating the Future preparation
  6. Marketing project  writeup(new study group)
  7. Marketing simulation game(new study group)
  8. Growth strategy simulation game(new study group)
  9. Movers, Shakers, Preachers and Pragmatists: Values and Ethical issues(new study group)
  10. Movers, Shakers, Preachers and Pragmatists: Country presentation
  11. International Consulting Project(カリキュラム上は9月からですが、すでにチームは編成されてクライアントミーティングなど、今週から準備が始まります)

 

抜けてるものもあるかもしれませんが、いかにグループワークの経験を大量に行なっているかがわかるかと思います。このほか、非公式に試験対策グループができたりしてました。

 

個人的には最初は色々と面食らうことも多かったですが、だいぶ慣れてきたと思います。他のメンバーも相当に慣れてきて、感情的になったメンバーを見るケースはだいぶ減ったように感じます。笑

 

まだまだDiversityのなんたるかを語れるほどの自信はありませんが、ここで体感したことは「 Diversityが重要」特に、「Invisible Diversityが重要」ということです。

Nationality, Gender, Professional careerはDiversityを考える上で参考情報にすぎないということは強い痛みとともに学びました。笑

むしろテームワークで重要なのはMindsetに関わる面で、例えば以下の軸です。

  • 「考えてから話す&話すスピードが遅い」VS「しゃべりながら考える&めちゃ話すスピードが早い」
  • 「他人の意見を受け入れやすい」VS「他人の意見にはとりあえずChallengeする」
  • 「他人に推されない限りあんまりリード採りたくない」VS「自分が関わる以上は何としてもリードを採りたい」

 

典型的な日本カルチャーでは前者が多いと思いますが、ここでは必ずしもそうではありません。そして、私は幸運なことに、チームのメンバーがどちらの要素に偏りすぎてもうまく行かないケースを経験することができました。後者が多数派を占めるチームが崩壊(ドロップアウトする人がでる)または議論がスタックすることは比較的容易に想像できると思います。逆に前者が中心でお互いに信頼関係ができている場合、逆に「そもそも論の議論がなされずにスタート地点を間違えた」というケースもあります。快適に生産的なグループワークができた!と思ったら大きな落とし穴にはまっていた、という良い経験になりました。

次なる問いは、「どうやってMindset のDiversityを担保できるか(面接だけで見抜けるか?)」、「バランスの偏ったメンバー構成でもFunctionalなチームにするためにはどうしたらいいのか」といったところでしょうか。特に後者はリーダーシップを語る上でも重要な問いですので、引き続き考えていきます。

(写真は試験後の息抜き遠足のときのものです。)

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InnovationとEntrepreneurship   Leave a comment

Kuniです。

今日でIPE(International Political Economics)が終わりました。1週間ぶっ通しでWorld Bank、ILO、赤十字、NGOなどの非営利組織、研究機関、企業からスピーカーを呼んで、様々なイシューについてレクチャーが続きました。このIPE、これまでやったIndustry analysis、Country Analysisのフレームワークを使い、約15のグループに別れてNavigating The Futureなどで発表するコンテンツを作っていきます。非常に広範な内容だったので正直なところ消化不良もありますが、AI、Automation、IOT、Globalisationなどのトレンドを押さえた上で、どんなKey questionがあるのか、どんなBusiness opportunityがあるのか、を考えるのはなかなか刺激的でした。このネタを使って、これからクラスメートと一緒に、世界のエグゼクティブを唸らせるプレゼンを用意しなくていくことになります。チャレンジングですね。。

 

さて、今日は少し、今年から大幅に内容が変わったらしいInnovationの授業について紹介します。

以前は教室でのレクチャーが中心だったようなのですが、教授の”InnovationはJourneyなんだ!”という熱い想いにより、今年からは15のグループに別れて実際にInnovationを体験することになりました。我々は5日間かけて、IDEAOが開発した方法論に基づいてHealth careでのInnovationを起こすことになりました。

詳細はビデオ等のリンクを参照していただいた方がいいと思いますので、個人的な感想を。まず第一に、良い意味でIMDへの期待を裏切るチャレンジングな内容だったと思います。どうしてもピッチも含めて5日間で終わらせるのは時間的に厳しい面はありましたが、教授のネットワークで世界中から人的リソースを集め、ローザンヌ周辺のエコシステムを活用したのは素晴らしかったです。IMDの近くにあるIncubation centerの協力をえて、3Dプリンターなども含む施設を使ってプロトタイプ作りも体験することができました。

 

今年のClass profileを見ていただいてもわかると思いますが、意外とIMDはEntrepreneurshipの傾向が強い(31%がFounderかCo-Founder)です。実際にアラムナイも起業している人が想像していた以上に多いですし、これまでスタートアップの経験がないクラスメイトも結構関心のある人は多いです。

IMD Alumni Community for Entrepreneur ship(IMD ACE) (http://www.imd.org/alumni/communities/ace/)という組織もあって、毎月スタートアップのピッチも行われています。IMD以外にもジュネーブやチューリッヒで行われているイベントもあって、意外と起業家志望にも恵まれた環境であることを実感しています。あまりIMDの一般的なイメージとは違うと思いますが、意外なウリなのかもしれません。

 

 

【以下、Innovationクラスのリンクです。】

Innovationクラスの説明。

https://www.imd.org/news/updates/imd-mbas-immersed-in-innovation/

 

Introduction

Day1

 

Day2

 

Day 3 & 4

 

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ハードスキル   Leave a comment

こんにちは。Kuniです。

前回のJunの投稿から時間が空いてしまいました。

これまでも何度か紹介させていただいていましたが、3月下旬から4月上旬の試験期間までは締め切りラッシュで怒涛のスケジュールとなっていました。試験後は束の間のイースター休みで、今週月曜日からすでに授業は再開しています。

 

今回は、ソフトスキル超偏重で有名な(?)IMDにおけるハードスキル面について少し触れたいと思います。先日キャンパスビジットにいらした方からの質問があり、確かにこの点はこれまで触れていないかも、と思いましたので、主観的になりますがこれまでの経験を簡単にまとめます。

 

まず、前提として基本的には全て必修科目です。選択科目はICP終了後の11月下旬に一部あるのみですので、基本的には全ての授業を全員が受けることになります。そしてハードスキル系を学ぶ授業は1月〜6月までで、試験は4月と6月の二回あります。

この中で、Economics、Entrepreneurship、Leadership、Finance、Marketingは1月〜6月まで跨って継続します。AccountingとOperationsは前期(つまり4月の試験で終了)、Strategyは後期(4月の試験後に始まり、6月の試験で終了)のみです。このほか、Negotiation, Communication(Presentation), Story telling, Innovation, Risk managementなど数日単位で行われるスポット的な科目もあります。

 

内容面の特徴としては、「General management向けである。」という点がまず挙げられると思います。11ヶ月の非常に短い期間であるということもありますが、特定にFunctionを深堀することを目的としたプログラムではありません。例えば「これまでのFinanceやAccountingの経験に磨きをかけ、MBA取得後はその分野でエキスパートになりたい」という方には物足りない内容かもしれません(Financeの教授からは「アメリカの2年制MBAトップスクールの典型的なカリキュラムと同程度の内容をカバーする」という説明がありましたが、実質は半年程度のレクチャーでそこまで達しているのかわかりません。)。

MarketingやEconomicsなどにも言えますが、色々な知識を幅広くカバーするということよりも、各分野の主要なコンセプトをしっかり理解することに時間をかけている印象を受けています。これは個人的には重要なポイントだと思っています。「ハードスキルは本を読めばいい」という観点は確かにありますが、それでも重要な概念の理解などはやはりナマの授業を受ける価値は高いと思います。この意味で、本から自力で学びやすいタイプのハードスキルよりも、「知っていてもすぐには使えない」、「知識として知っていても本質的な理解は容易ではない」ポイントにフォーカスしているIMDの授業は個人的には合理的だと思っています。

もう一点あげるとすれば、「Integratedである」という点も特徴です。Junの前回の投稿で紹介された「Integarated excercise」は象徴的ですが、IMDは各科目の横断的な運用を重視しているように思います。これは個別のクラスの中でも見られることで、例えば午前中にAccountingのケースとして始まったグループワークが、午後にはMarketingやOperationの視点も含めた分析を求められる課題へ発展し、最後は経営層の人間関係まで考慮にいれたプレゼンを行う、という日もありました。

 

これまでの印象として、授業のクオリティは非常に高く、満足しています。

またハードスキル系で書き足すべきことがあれば追記します。

質問があればぜひお願いします。

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三寒四温   Leave a comment

みなさまこんばんわ。Junです。

 

3月も終わりが近づき、ローザンヌはすっかり春になりました。日本では「三寒四温」と言いますが、こちらは一気に暖かくなった気がします。桜は満開。天気が良い日は休み時間に多くのクラスメイトが芝生に寝ころび日なたぼっこをしています。

 

そんな春爛漫なローザンヌですが、IMDMBA生は最初の山場を迎えています。3月~4月はとにかくプロジェクトが多い!

 

ざっと列記しますと:

3月初:Industry & Competition Analysis (ICA。ヤスの前回投稿をご参照ください)

3月中旬:Integrative ExerciseIMD名物の48時間耐久プロジェクト)

4月初:起業家支援プロジェクト(https://www.imd.org/emba/program/executive-mba-startup-competition/ )の成果発表

4月初:Country Analysis(出身国・地域のマクロ分析+企業向け提言)の成果発表

4月中旬:中間試験

 

これ、ポイントは、上記とは別に通常の授業はいつも通りあることです。なのでMBA生たちはそれぞれの教授から課せられる山のような読み物や課題と格闘しつつ、上記のプロジェクトに取り組んでいます。時間管理、段取り、体力・気力がかなり試されます。

 

そんなこんなで、中間試験までは週末も休めない日が続きそうです。ただ辛いかというと、そんなことは一切ありません。日々挑戦で、成功したかと思えばまた失敗ですが、毎日がとても充実しています。

 

プログラムも早2ヶ月が過ぎ、残りは9ヶ月となりました。1月にプログラムが始まった時は要求水準の高さに圧倒され、日も短く、不安な気持ちに支配されていましたが、三寒四温を通じて心気も春に向かっています。「四時行われ百物生ず」るように、積み重ねている努力が少しずつですが確実に芽吹いていることを感じます。

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Industry & Competition Analysis成果発表会   Leave a comment

こんにちは、Yasuです。ふと気がつけば3月も半ば、ここローザンヌでも麗らかな日差しや草花のふるまいに春の息吹を感じるようになってきました。春の陽気は人々を屋外にいざないますが、それとは裏腹に、MBAの学生達はキャンパス地下階にある会議室/自習室(通称“ダンジョン”)に籠る時間が増えているような気がします。。。

さて、先週木曜~金曜日にかけて、Industry & Competition Analysis(通称ICA)の成果発表会を行いました。ICAとはModule 1の必修科目の1つであり、Leadershipと並びIMD MBAプログラムの中核をなす科目の1つです。MBAプログラムディレクターのRalfが自ら教壇に立ち、MBAクラス 90名に対して直接薫陶を授けます。

講義では主に産業構造や企業間競争に関する理論や分析手法(経済学の一分野である産業組織論)について学びます。講義のレベルは非常に高く、IMD MBAのコア科目の中でも最もチャレンジングな部類に入ります。(下記の写真は実際の講義の板書です。チャレンジング感が伝わりますでしょうか。)

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グループワークでは、講義で学んだ分析フレームワークを用いて、実際に産業分析を行います。私のグループは、「港湾インフラ産業」の分析を行いました。1月下旬から約1ヶ月間、6人で延べ100時間/人ほどかけて分析し、3月2日に全クラスメイト+Ralfの前で最終成果を発表しました。

産業を俯瞰的に分析し、そこから経営戦略的な意味合いを抽出する作業は面白くやり甲斐がありましたが、私にとって、この科目の真の学びはグループワークの経験にありました。

私のグループはハードワーカーが揃っており、分析の作業は順調に進みました。ところが、発表に向けて分析の成果をまとめる局面になると、グループのパフォーマンスは大きく低下しました。発表のストーリーラインについてグループ内でなかなか折り合いがつかず、最後まで二転三転し続けたからです。そのため、変化したストーリーに合わせて資料を何度も作り直したり、労力をかけて作ったスライドをボツにしたり、といった非効率が生じました。このような状況が続くと、グループ内の雰囲気も険悪になり、会議室が修羅場と化すこともありました。結局、発表資料は完成度の低いまま提出せざるを得ませんでしたが、その後、発表資料の不出来をプレゼンで挽回するべく皆で必死に練習を重ねました。最終的に、我々のプレゼンテーションは15グループ中トップ3の高評を得ることができました。(下記は実際のプレゼンの様子。後ろ頭はRalf。Special thanks to Thomas for photo shoots.)

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発表資料をまとめる過程で経験した失敗体験、そして、それをチームワークで乗り越えて挽回した成功体験は、今後の職業人生にとって貴重な学びになったと思います。

IMDのMBAプログラムは「ソフトスキル重視」の学校であるとの定評を得ています。その秘訣はグループワークにおける学びのフィードバックサイクルが念入りに仕組まれていることにあります。前稿で書いたように、入学当初に結成されたグループはLeadership Streamのセッションを通じて念入りなチームビルディングが行われます。また、Leadership Streamでは、何が良いleadership / teamworkで何が悪いleadership / teamworkなのかを座学と実践を通じて徹底的に叩き込まれます。グループのメンバーは変わることなく、数ヶ月間に渡り、大小さまざまなグループワーク・プロジェクトを行います。ときには大きな失敗・挫折を経験することもありますが、グループは常に固定なので、失敗経験で得た学びを次回に活かすことができます。この点が、他校のMBAプログラムとの大きな違いであり、1クラス90名というプログラム設計だからこそ実現できる学習環境だと思います。

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